« 温間時シリーズ~固有性と汎用性~ | トップページ | ブローバイガスの解決策を練る »

症状再発と新たな仮説

長男と近くの海にワーゲンで出かけました(子守りともいう)。すると温間時の始動性悪化がまた発症。しょうがないなぁとプラグを確認。結構イイ感じで焼けてます。さすが高性能なプラグコード。腑に落ちないのですが、サクリと交換して再始動。しか~し・・・掛かりません(涙)。セミトラ復活したりポイント点火にしてもダメ。点火時期は7.5°のまま。しかもキャブ調をしようとしてVSを弄ってたので、益々かかりません。長男が「エンジンかかんないねぇ」を連発しています。トラウマにならないことを祈るばかりです(笑)。過去の検証により【濃い】のは間違いないので、エアクリーナーを外すとあっさり始動。
・・・ん?待てよ。昔より頻度が高くなってるし、外気温が下がると出なかった症状が今ごろ出てる。ということでいろいろ考えてみました。

Photo ①乾式エアクリーナーとオイルバス式エアクリーナーの関係
間違いなくエア量が多いのは乾式。だけど温間時の再始動性の悪化は乾式に変更後、その頻度が高くなっている気がしています。問題なのは温間時だけなので、ホットエアー導入システムはキャンセルしてありますが、構造を良く観察すると、オイルバス式との大きな違いがわかりました。それは、ブローバイガスの処理の仕方。オイルバス式は、いったんフィルターを通過してからキャブに吸わせる仕組みなのですが、乾式は直接キャブに吸わせる仕組みなんです。本来は15mm?のホースでブローバイを処理するのですが、僕は12mmで処理しています。この15mmの方には金属のスパイラルが仕込んであって、ブローバイガスの経路内で濾過効果を狙ってるっぽい。12mmの方はブローバイガスが直接キャブに流入してしまいます。本来は別の目的(キャニスター?)で使うはずです。

②ブローバイとエアクリーナーの関係
オイルバス式の頃、ブローバイホースを外すとアイドリングが変化したのですが、乾式に変更したところ殆ど変化は認められなくなりました(キャブの再調整は必要でした)。つまり、乾式の場合、クリーナーの抵抗が少ないので、空気と燃料の比率は殆ど変化ないと考えることが出来ます。逆にオイルバス式の場合、抵抗が大きいし、ブローバイがフィルターを通過した後にキャブに送り込まれるので何らかの影響はあるのでしょう。

③ブローバイと外気温の関係
ブローバイガスの出る量は基本的には季節に関係ないはずです。ただし、外気温が低下すると、ブローバイガスの温度と外気温との差が生じて結露が発生し、油分と水分が混合された「からしマヨネーズ」が生成されます。しかし、逆にいえば水分と油分が結合することによって気体→液体に変化することから、キャブに送り込まれるブローバイガスそのものは綺麗な状態(比較論ね)になるといえます。外気温が高い場合は「からしマヨネーズ」の生成が少ないのですが、キャブにはブローバイガスそのものがガソリンの混合気に混ざってシリンダーに入るはずです。

④ブローバイと温間時の始動性との関係(仮説)
このブローバイガスは、未燃焼ガスとも言えるのですが、少なくともガソリン混合気よりかは燃えにくいはずです。エンジン停止後もエンジンに熱がある時は発生している可能性があります。その発生したブローバイガスはどこに行くか?それはキャブ~マニの空間。寒い季節だと「からしマヨネーズ」で消費されていたのでマニの熱とガソリンの関係だけで考えることが出来るのですが、外気温が上昇すると液化することなくマニに送り込まれます。特に現在の装着位置だとフィルターが栓になるし、ダイレクトです。んじゃあマニにマヨネーズが出来るのかといえばチンチンに熱くなったマニでは気化したままのはずです。つまり、エンジン停止後タバコ一服分のインターバルでは、気化したガソリンとブローバイがマニに充満している気がしています。温度が下がると気化したブローバイが再液化して混合気はガソリンと空気によって構成される。温間時であっても一度掛かってしまえば燃えにくいガスは排出されて走行は「問題ないレベル」になる・・・さぁ面白くなってきました(笑)。次回解決策をエントリ予定

|

« 温間時シリーズ~固有性と汎用性~ | トップページ | ブローバイガスの解決策を練る »

セル1発始動への取り組み」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 温間時シリーズ~固有性と汎用性~ | トップページ | ブローバイガスの解決策を練る »