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もっと!もっと!ワーゲンライフより

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症状:アイドリング~冷間時は安定。エンジンが温まるとエンスト
すでに問題は解決しているみたいなので、症状から判断していろいろな「可能性」を勝手に(笑)考えてみます。

(1)電気系
①点火コイルのパンク
点火コイルそのものに故障要因ってのはなかなか見つからないのですが、温まると調子が悪くなるコイルというのもあり得る話かも知れません。ワーゲンに使われているコイルの多くが端子間で約3Ωの抵抗値を有しています。ちなみに僕の手持ちのブルーコイルは3.4Ωでした。
②オートチョーク関係
オートチョークの戻りが悪い場合、温まっても濃い状態が続きます。オートチョークそのものはバイメタルで動きますが、アイトリングを規制するレバーはバイメタルが戻っても戻らないことがあります。ただしこの場合、アイドリングは上がったままになるので一応却下かな。
③コンデンサーの突然死
コンデンサーがパンクするとまともに点火しないと思うのでこれは却下
④ポイントに魔物が住んでいる
熱を持つと接点不良になる魔物が住んでいるのかも。
⑤電気不足
温まった状態で点火コイルへの電源供給が上手くいっていない可能性やデスビのアースが上手くいっていない可能性が・・・理論だった説明が出来ないのですが、熱と抵抗値というのはある程度は比例関係にあるような気がしています。
⑥デスビの進角不良
009デスビは僕も装着していたのですが、遠心力によってスプリングが開き進角させる仕組みです。何らかの要因で進角された状態で固定されてしまうと不具合が生じるかも知れません。
(2)エンジンまわり
①タペットクリアランス
タペットクリアランスの設定が狭い場合、温間時に「バルブを押す」って症状になるかもしれません。
(3)キャブレターまわり
①フロートのパンク
これがあるとフロートが沈みっぱなしになります。ということは再始動時にかなりしんどい状態になると思います。症状から見て一応却下しておこう
②ニードルバルブの不具合
フロートの浮力を用いてガソリン量を規制するニードルバルブの動きがぎこちない場合、ある時は正常、ある時はオーバーフローとなってトラブルに再現性が無いような気がしています。ただし、オートチョークとのあわせワザで何らかの不具合があるのかもしれません。

・・・とつらつらと書いてみましたが、ワーゲンのトラブルの醍醐味は予想外の原因にあることだったりします(笑)。
凄い人は音を聞いただけでエンジン内部の状況がわかるみたいです。凄いっすね。

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空冷VW故障と修理」カテゴリの記事

コメント

あちゃ~、すみません アリガトウ_ _)>_ _)>ゴザイマスッ!
こんなにいっぱいコト細かにご教授いただいて光栄です
万が一、再発しても こちらを参考に解決の糸口が掴めそうです
この週末に早速 点火コイルの抵抗値などを測ってみたいと思います。

投稿: ルカリオ | 2008年9月 1日 (月曜日) 23:24

いえいえ滅相もございません。
ワーゲン倦怠期なんで、やること一杯あるのに人様のワーゲンのことを考えてみました(笑)。
それはさておき、肝心なのは最後の「予想外」の原因ってのが往々にしてあることです。
点火コイルの抵抗値はできれば温間時と冷間時で比べてみてください。
といってもバスだとこういった作業時に背中や腰が痛くなるんですよね(笑)。

投稿: steel scooters | 2008年9月 1日 (月曜日) 23:35

さっそくですが!?お邪魔します!(笑)

いやいやいやぁ!
流石です!「色々な可能性」完璧ですな!

ポイント>確かに温度が上がると開閉しなくなる物が流通しております。。

デスビローター>これも温度が上がると火が弱くなったり通電しなくなる物が有ります(黒が危険)

キャブ>季節や使用しているキャブにもよりますが、ノーマル単キャブならファーストアイドル後にアイドリングが不安定になる物はとても多いです。アイドルジェットのマッチング不良や粗悪ガソリンの悪影響が有ったり・・・ノーマルエンジンならレギュラーガソリンを入れてみるのも試す価値有りです。。。

と余計なおせっかいをしてみましたが(笑)
「ちょっとした事」が原因な気がしますね。。。

またお邪魔しまぁ~す(笑)

投稿: Holic | 2008年9月 2日 (火曜日) 04:38

当事者には申し訳ないのですが、余所様のクルマのトラブルシューティングはやり甲斐だけはしっかりあり、リスクが無いのでオレも好きです(笑)

>コイル
オレの経験では、コイルのトラブルはオール・オア・ナッシングです。2次電流を流すか流さないか。その中間があるのかどうかは…何とも言えません。

>コンデンサ
パンクしても火は飛ぶんじゃないかなあ?ただ、その場合ポイントの減りがやたら早くなるという副作用?が現れる筈です。オレ的には「アリ」な可能性です。

>デスビ
009を付けている、と仮定した場合、オレのつたない経験上、今回の事例(勝手にすいません…)では一番疑わしい箇所ですね。
おっしゃる通り、ガバナーウェイトの動作不良で今回のケースと似た症状が出た事があります。友達が営むワークショップのお客さんでもあったという情報もあります。
009はハズレ引くと、例え新品でも結構泣き見ます、経験上。

>キャブ
今回のトラブル(重ね重ね勝手にすいません…)では、「熱」が一つのキーワードになってるんで、オレ的には「ナシ」なんだけど…OHで症状が改善されてるんですよね…。
内燃機関は摩訶不思議です、オレもまだまだ修行が足りません。

投稿: Hi LiFE | 2008年9月 2日 (火曜日) 05:59

Holicさんへ
お世話様っす!!いやぁプロの方からコメント入ると緊張します。・・・が、そんなことは気にせずガンガンとツッコミよろしくお願いします(笑)。ポイントは気になった時があって、酒の肴に各社集めたことがあります。個人なんで各社30個オーダーして平均値の比較検討なんてことは出来ない(各1個づつ)のですが、ヒールはベークライトが本当に良いのか?という素朴な疑問が発端です。
そこで分かったことは、ポイントによっては接点のセンターで当たっていないモノがあるということと、軸部分にも給脂が必要なんじゃないかということでした。あと現在僕が使ってるポイントのヒールが斜めに磨耗しているような気がするんです。
想像として、初期段階では頻繁にドエルチェックして調整が必要ですが、ちゃんとヒールとカムが線接触してくればそこそこ安定するんじゃないかななんて考えています。ヒール、デルリン樹脂とか、ローラーベアリングとか(飲酒中の妄想です)。
ポイントって70年代位から技術開発してないと思うので改善の余地は残されてるような・・・。

HiLiFEさんへ
そうそう、解決してるみたいなので、気が楽(笑)。さらにリンク先のルカリオさんって自分で作業しているってのもあるんで。例えるなら飲み会とかで、彼氏彼女ができない友人の心配をしているノリ(笑)。
んで、熱を持つとエンストというのが停止時にストンと落ちるのか、アイドリングが実はどんどん下がっているのかは判断できないのですが、少なくとも応急処置でアイドリングを上げるというのはご法度のような気がしています(って僕のクルマじゃないんですけど)。点火コイルのコード接続部分も緑青が発生しているかもしれません。
009の個体差、悩みどころですね。すでに生産中止みたいなのですが、当時の工場見学とかあったら何かがわかるかもしれません(笑)。行ってみたい情熱の南米、そしてスペイン。・・・中国。

投稿: steel scooters | 2008年9月 2日 (火曜日) 20:26

アレ? Holicさんいる Σ(・ω・ノ)ノ! ビックリ

というか、皆さん新参者ですがヨロシクお願いします。o(_ _)oペコッ

もしかして、誰かさんと一緒でいいニオイに誘われてきちゃったんですかね(笑

投稿: KIta | 2008年9月 2日 (火曜日) 23:30

実は僕がナンパしたんです。Kitaさん経由で(笑)

投稿: steel scooters | 2008年9月 3日 (水曜日) 12:16

となると・・・近いうちに奪われちゃうかな。。

ロングディスタンス賞 (ノ∀`)・゚・。 ザンネン

投稿: Kita | 2008年9月 4日 (木曜日) 00:28

人生、一期一会。
何が起こるか分からないっすよ(笑)。

投稿: steel scooters | 2008年9月 4日 (木曜日) 20:16

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