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基準値を無視したオートチョークとオイルバス

Imgp0006_2 自動車やバイクは始動時にクセなり儀式があって、個体差すら存在するような気がしています。今回、オートチョークが「あまり効かない」方向でセッティングしました。温間時の状況を想像すると、エアクリーナー部はホットエアーが遮断されている状態です。つまり負圧が弱い時は右側の空気口からのみ空気が入っている状態。流入口の面積でいくと、冷間時のホットエアー部の面積は温間時の流入口より広いです。ということは冷間時と温間時では低負圧時の空気の流入抵抗が異なっている可能性があります。1-2番シリンダー下部にあるサーモスタットはエンジンの温まり具合とパラレルに変動しているのは確認しています。つまり、エンジン側では「温まってる」というサイン(→サーモが伸びてる)を出しているにもかかわらず、チョークのバイメタルはそれとは関係なしに作動してしまう可能性が高いです。つまりエンジンが温まってエアの流入抵抗が増えているにも関わらず、それに追い討ちをかけるようにチョークで絞るって事になります。故に温間時の始動性の悪化に作用しているのかも知れません。ということで消極的な取り組みを2つ(笑)。

その1:温間時のオートチョークの効きを弱めるには幾つかの策があると思います。キャブを適度に温めるというのも可能性としてはアリかもしれません。なんとかしてキャブのバイメタルの動きとエンジン温度を連動させたいのですが、極端に無関係でもなさそうな気もしています。なんていろいろ考えているのですが、今のところ、冬と夏でオートチョークの位置を変更するっていう安易な作戦で落ち着きそうです(笑)。なんだか負けた気がする。

その2:エアクリーナーは年式により目まぐるしく形状が変更になっています。68年式は両サイドに空気取り入れ口があるタイプなのですが、他のエアクリーナーと比較してその取り入れ口一個あたりの面積は小さめです。あと、エアクリーナーには負圧が上がった時に左側のウェイトを持ち上げてエア量を増やすカラクリもあります。このカラクリがもっと低回転で作動すれば、流入抵抗は下がるかも知れません。つまり温間時にも関わらずリッチ化している混合気を少しでも希薄化する方向で考えていけばいいのかな。
エンジン温まっている+勝手に作用するオートチョーク=リッチな混合気、ということを仮定して、温間時の始動時には少しでもエア量を増やす方向で考えて右側を常時開放にしてみます。これをすると、理論的には低回転若しくは低負圧時のエア流入抵抗は若干少なくなるはずです。

つまり、温間時のオートチョークの効きを弱くして、エア量も増やしてあげるという要因解析ではやってはいけない(笑)、多変量な解決策を現在試しています。
そうそう、走行テストなのですが、今のところセル1発ではないものの始動性が極端に悪くなるって感じではありません。もう少し走りこみたいと思います。

ヘタったセルを交換して始動時の回転を高める=爆発機会を増やす&エア量を増やすってのは本筋なのですが、コストの絡みもあって保留です(笑)

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