« 失敗! | トップページ | ステアリングギアボックス考察 »

世界遺産_ガラパゴス諸島

某国営放送で放映されていた世界遺産_ガラパゴス諸島の番組を見ていろいろ感じることがあったり、議論があったので、整理しておきます。現状として、ガラパゴス諸島は固有の自然環境を資源として「観光産業」を外貨獲得の手段として振興した結果、地域の固有かつ代替できない動植物が絶滅の危機に瀕しているという問題が生じています。都市近郊でみられる「オーバーユース」問題と良く似ていると思います。大きな違いはオーバーユースが、訪問客によってもたらされているのに対して、ガラパゴス諸島の場合、観光客等を相手にした勤労者(自国の移住者)の増加も問題となっているみたいです。生態系を形成するキーストーン種(要となる種)として人間のポジションを考えた場合、人間の過度の利用は負のインパクトの非常に多いハイリスクな行為といえます。

世界遺産というブランドの「看板」を降ろさざるを得ない事態を重く見た政府は「居住の権利(住民票?)のない住民の48時間以内の撤去」という強烈な法律を作ったようです。いちおう、この業界の隅っこの人間としてですね、この法律には違和感を感じました。一番の目的は、ガラパゴス諸島固有の自然環境を守るため。これは正しい。それを実行するための外来種の駆除・・・大変だけどこれも正しい。密漁の取り締まり・・・これも正しい。だけど、観光資源(自然環境)の過度の利用や消費は制限したいけど、観光客の落す「外貨」は維持したい・・・が本音なのではないでしょうか?。そのしわ寄せとして自国民に負荷を与えてるような気が・・・。実際、長年そこで仕事をしてきたタクシー運転手の人が、家族もろとも撤去命令が出ていました。打開策としては、撤去後の生活を保障する何らかの施策が必要になってくると思うし、根本的には観光客を含めた入島制限なのでしょうが、本音がある限り「過度の搾取」を解決するには時間が掛かりそうです。手遅れにならないためにも皆で知恵を出していかなければ・・・。

地域固有性を遺伝子レベルで考えた場合、ホタルとフィンチは同義であるという議論をしてたら結構反発されました。外観上ではホタルは広く分布、フィンチは固有性が高いということなのでしょうが・・・・。若干煮え切らない議論でしたが、地理的範囲、生育地特殊性、個体群サイズといったキーワードで整合性をとりたいと思います。

|

« 失敗! | トップページ | ステアリングギアボックス考察 »

身近な出来事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218640/41450242

この記事へのトラックバック一覧です: 世界遺産_ガラパゴス諸島:

« 失敗! | トップページ | ステアリングギアボックス考察 »