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現状復帰機能を優先させる

僕が思うにワーゲンの弱点のひとつに、バッテリーとエンジン、そしてスイッチ類の距離がフロントエンジンの自動車と比較して長いということが挙げられます。セルモーター(50番)や点火コイルへの配線はイグニションスイッチ経由なので、ここの部分でのロスの改善効果は他のクルマよりも大きいと思います。

リレーやセミトラ等のデバイスを追加するのは比較的簡単です。ここで気をつけているところがあります。まず、リレーなのですが、元々のワーゲンでパワーリレー(スイッチリレー)が用いられている部分はキャブ車だとライトのハイ・ローとリアの熱線のみなのです。(ホーンリレーが付いているクルマもあったような・・・カルマン?)ラインオフの状態であれば追加リレーは必要ないと思います。万能薬のようにリレーを追加していくとリレーの故障(壊れる危険性は常にある)のリスクも増えるということを念頭に置いておかなければなりません。リレーが故障したときのバイパス回路、つまり、リレーが無い状態にすばやく変更できる配線にすべきだと思います。特にリレーの故障が寿命で無かった場合、リレーの交換ではトラブルが短期間で再発する危険性も無きにしも非ずです。

あと、リレーでバッテリーから直接電気を投入する回路というのは、むやみに増やさない方が良いような気がしています。スイッチの接点保護だけが目的であれば、バッテリーの+端子から直接電気をもらう必要はないです。特にエンジン回転中は発電機からのレギュレーターを通過した後の電気だけで車は動くので、エンジン回転中はバッテリーは巨大なコンデンサー的な役割に留めておいた方が良いのかもしれない。これは理論だった説明が出来ないのですが、いろいろな自動車の古い回路図を眺めながら、そんな気がしています。

Dsc056662僕が点火系にセミトラを選択したのは現状復帰が容易であることが挙げられます(あとコスト)。デスビ内部を弄ることなく、単に追加(割り込ませている)しているだけの回路なので、バイパスも容易。回路的にもデスビ内部が焼けたり、コイルがパンクするような過激な仕様ではありません。単なる高速スイッッチング回路です。バイパス用にコネクターも準備しているのですが、そんなの使わなくてもデスビのコンデンサーから生えている緑線をコイルに接続してセミトラの配線をコイルから撤収すれば終了。そのために端子類は元の平端子のままでセミトラは組んでいます。要は自作のセミトラを信用していない(笑)。しかしながら、有名メーカーも万が一の現状復帰機能をウリにしているところをみると、機械というものは「壊れる」リスクが常にあるということなのかもしれません。

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