« デスビ考察_点火時期 | トップページ | リプロなホイールキャップ »

落ちないオートチョーク

Dsc05666_2最後まで落ちきらないオートチョークの原因を探る中で、ある部品の違いに気づきました。オートチョークは、ご存知のとおりバイメタルが熱せられて伸びることを利用しています。どうやら、バイメタルそのものはちゃんと機能しているみたいです。ふと気になったのは 、オートチョークのカム。

Imgp0011_2 オートチョークが開放される時はこのカムの重さによって開放されます。元に戻る時(チョークが効く状態に戻る時)は、バイメタルが冷えて中のグルグルが元に戻る力を利用。ということは、オートチョークの位置調整は、初期値(冷えている時のチョーク度合)を決定するんですが、戻り位置にはそんなに影響を与えないのではないか?という仮説を立てました。

現在、口径30のPICT-2PICT-3、およびリプロのH30/31のチョークのカムが手元にはあります。重量を測ろうとしたのですが、これってブッシュで圧入してあって、イジリ壊しの悲劇が襲ってきそう。ということで再起不能っぽい1基のみにしておきました。(プーラー使いました)形状も全てのキャブで違うし、何か思惑がありそうです。見た感じではPICT-31番重そう。戻る力(チョークから解放される力)が強いのはどうやらPICT-3の可能性が高いんじゃないかな?

刻印があるところを見ると、この重さにも意味があってソレックス社(VW社?)は使い分けていた可能性があります(オートチョークコイルもしかり)。前述のとおり、H30/31PICT-3のコピーモデル。・・・ということでPICT-3のチョークカムを流用してみようと思います。が、圧入なんだよなぁ。

・・・そんなことしなくても、何らかのウェイトをつけてやればオッケーだと思います(確証ナシ)。

Imgp0010_2 本日、装着されているキャブのオートチョーク関係をチェックしました。バイメタル・・・オッケー。で、問題のカム。中間地点でどうやら動きが渋いです。

・・・ここで新たな仮説を考えました

耐熱性を考えてこの部分にはシリコングリスを塗布していたのですが、どうやら固着していたのではないかと。だとするとバイメタルが正常であるにも関わらず朝一のチョークの戻りが悪いのはグリスが温まってないから。で、2回目以降の始動ではグリスが軟化して比較的チョークが戻りやすかったのかもしれません。

グリスを極力落して普通のスプレー式潤滑油で再度引っ掛かりがなくなるようにグリグリ。ついでにアクセルケーブルの固定位置を調整。

結果は、今のところバッチリ。グリスで潤滑していたこと、カムが戻った位置ではスムーズな動きだったことが先入観としてあって、原因追究までに時間がかかってしまいました。グリスの抵抗は馬鹿に出来ないので、潤滑は適材適所であることを学びました。

ついでに(ついでの作業が多いです)点火時期を7.5に変更したことに付随するアイドリングの低下をキャブ調整してリカバリーして終了です。明日の通勤で再度チェックしたいと思います。

|

« デスビ考察_点火時期 | トップページ | リプロなホイールキャップ »

キャブレター関係」カテゴリの記事

空冷VW故障と修理」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218640/16662471

この記事へのトラックバック一覧です: 落ちないオートチョーク:

« デスビ考察_点火時期 | トップページ | リプロなホイールキャップ »