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点火コイル_考察

Dscn3423 点火コイルは空冷ワーゲン業界ではボッシュが一般的。それ以外はチューニングパーツ的な位置付けです。ブルーコイルも昔はチューニングパーツだったような気がしてます。チューニングパーツにはあまり興味は無いのですが(笑)、「抵抗値」「レジスター」とかの用語は考えてみる価値があるやもしれません。

ボッシュのブルーコイルは内部抵抗内蔵式の点火コイルと呼ばれています。ボッシュにはレッドコイルもあるみたいなのですが、どうやらこれはポイント式のデスビには使えないみたいです。なんで使えないかというと、プラス電源の入り口の「抵抗値」。ポイント式に用いられる点火コイルは大体3Ωの抵抗値を有しています(他の値が設定されたコイルも当然あります)。若しくは外部抵抗(レジスター)を用いてトータルで3Ω。ポイントの損傷とコイルの発熱を抑えるための仕組みのようです。で、ポイントを用いない場合はこの抵抗値は下げることが出来るみたいです。

このレジスターが曲者で、ワイヤーに仕込まれたタイプもあるようです。こうなるとコイルの外見では判断つきません。レジスター式の弱点はもう1つあって、始動時にも抵抗を通過した後の電気が流れるんです。ということで、始動時にはセルモーターで消耗した電気が、更に抵抗値を通るという状態になります。・・・しかしよく出来ていて、レジスターが外部接続されている点火コイルには、端子が3つあります。その第2のプラス端子は抵抗をバイパスさせているらしいです。始動時の短時間であれば、損傷の危険性は少ないため、このような回路になっているのでしょう。この第2のプラス端子にはセルモーター始動時に通電するソレノイド端子に接続されることが多いです。点火コイルへのリレー追加はこの端子にすべきでしょう。逆流防止にダイオードがついたタイプもあります。

現実的にはレジスター外部接続の方がメリットが多いです。本体の抵抗値が低いことから発熱損傷の危険性が少なくて、理由は定かではないのですが立ち上がりも早いようです。高回転にも向くみたい。ということで、現在ではこちらの方が内部抵抗内蔵式よりも一般的になりました(過去形)。いまではダイレクトインジェクションなんでしょ?これ以上の掘り下げは興味が湧かなかったので(笑)。

今回実験するコイルは国産品。あまり空冷VWで取り上げられることがないため、一般的ではないのですが、デンソーの点火コイル。有名サイトでも使用例があったこのコイル。3種類あるんですね。1つはスタンダードコイル。まさにスタンダードで、抵抗内蔵式。B端子がプラス端子となります。あと二つには、内部抵抗をバイパスさせる端子が装着されています。最上位機種でそのバイパス端子にダイオードが仕込まれています。たぶん性能は3つともほぼ一緒のはず。上位~最上位機種でもよかったのですが、本体がメッキなんでちょっとうるさいかも。

あと製造国でいくと、ボッシュのコイルは現在南米産だったと思います。デンソーも点火コイルは中国で製造していたような・・・記憶違いかな?ラベルはMADE IN JAPANなんです。そうそう、製造国といえばこのブログで登場頻度が高いボッシュのリレーはドイツからポルトガルに製造国が変更になったようです。中身が一緒(願わくば向上)だといいのですが・・・。

スタンダードコイルを使用した感想ですが、「あまり変化無し」(笑)。逆にいえば、普通に流用できる点火コイルです。このスタンダードコイル、内部にオイルが封入されていて、振ると音がします。よく、コイルの故障事例として「オイルが染み出る」とはたぶんこのオイルなんでしょう。ブルーコイルは振っても音は無いです。肝心の耐久性やポイント等への影響は長期レポートの結果として忘れた頃にアップ予定です(笑)。

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